ゆいあんさん!「住信SBIネット銀行」ってどんなネットバンクなんですか?
「住信SBIネット銀行」って調べると「NEO BANK」と一緒に出てくるので違いがわかりません!教えて下さい!
Mさん、こんにちは!わかりました!
今回は、そんなMさんのために「住信SBIネット銀行」について、「どんなネットバンクなのか?」やメリット・デメリットを解説していきますね!
2つの違いが気になって仕方ありません!
ぜひ、お願いします!
「住信SBIネット銀行ってどんなネットバンクなんだろう?」
「SBI証券を使ってるけど、住信SBIネット銀行を使えばいいことあるのかな?」
あなたはこんな疑問はありませんか?
結論からいえば、「住信SBIネット銀行」は三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同して設立したネットバンクです。
この記事では、そんな「住信SBIネット銀行」について、「どんなネットバンクなのか?」やメリット・デメリットを解説します。
この記事はこんな人におすすめ
・ネットバンクの口座開設を考えている人
・住信SBIネット銀行の口座開設を考えている人
・「SBI証券」で投資をしている人・したい人
Mさんのように「NEO BANKとの違い」が気になっているかもしれません。
この記事では、その点も触れて解説していきますね!
もしあなたが「SBI証券」とセットで住信SBIネット銀行の口座開設を考えていれば、ぜひこの記事を読んで口座開設をしてください!
この記事を読み終えれば、住信SBIネット銀行のメリット・デメリットを踏まえ、あなたにとって「どれだけ価値があるネットバンクなのか?」を知ることができるでしょう。
ちなみに、あなたのなかで
「なぜ、しっかりと選ぶ必要があるのか?」
「選ぶことで何ができるのか?」
「何を気をつけて選べばいいのか?」
という「ネットバンクそのもの」に対する疑問があれば、別記事で解説していますので、こちらを併せてお読みくださいね!
「住信SBIネット銀行」とはどんなネットバンクなの?
では、まず「住信SBIネット銀行」の特徴について、解説していきます。
僕ば思う住信SBIネット銀行の代表的な特徴は、次の3つです。
- 【特徴①】「NEO BANK」で新たな「銀行機能」を提供する!
- 【特徴②】ATM利用手数料が他よりも安い!
- 【特徴③】「SBIハイブリッド預金」でサービスの幅を広げられる!
概要については下表にまとめておきます。
ぜひ、参考にしてください!
商号 | 住信SBIネット銀行株式会社(会社概要ページはこちらをクリック) |
設立年月 | 2007年9月24日 |
所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー18階 |
代表者 | 代表取締役社長 永井 啓之 代表取締役会長 山田 健二 代表取締役社長(CEO) 円山 法昭 |
資本金 | 310億円 |
株主 | 三井住友信託銀行株式会社 SBIホールディングス株式会社 |
サービス | 金融事業全般 |
【特徴①】「NEO BANK」で新たな「銀行機能」を提供する!
特徴の1つ目は、「NEO BANK」で新たな「銀行機能」を提供することです。
まず一般的な「ネオバンク」の定義ですが、次のとおりといわれています。
ネオバンクとは
出典:日本経済新聞『ネオバンクとは』
▼ネオバンク 自らは銀行免許を持たず、既存銀行と連携して決済や融資など金融サービスを主にスマートフォンで提供する企業。IT(情報技術)と金融が融合したフィンテックので、2009年ごろに米国を中心に広がり始めたとされる。一方、自ら免許を取得して銀行業務や金融サービスを展開する企業は「チャレンジャーバンク」と呼ばれる。
そのうえで住信SBIネット銀行が掲げる「NEO BANK」は、パートナー企業に対して決済や預金、貸出などの銀行機能を提供する事業のことです。
取組事例として、JALと提携した「JAL NEOBANK」やTポイントのTマネーと提携の「T NEOBANK」、またヤマダ電機と提携した「ヤマダ NEOBANK」があります。
それぞれの事業と銀行業を組み合わせることにより、従来にない利便性を高めることが可能です。
このNEO BANKが拡がることで僕たちの生活にもさまざまな恩恵をもたらす可能性があるため、今後の事業展開には注目していきましょう!
【特徴②】ATM利用手数料が他よりも安い!
特徴の2つ目は、ATM利用手数料が他のネットバンクよりも安いことです。
住信SBIネット銀行では、「スマートプログラム」というサービスがあります。
これは、商品・サービスの利用状況に応じて4つのステージにわかれ、それぞれの無料特典を受けることができるプログラムです。
詳細は、メリットのところで解説しますが、ランク1のときでも月2回のATM利用手数料が無料となります。
また、スマートプログラムの利用条件自体がかなりカンタンであり、最大月20回分のATM利用手数料を無料とすることが可能です。
「月20回もATM利用しないよ…」
と思われたかもしれませんが、ランク4のステージにいくことはかなりカンタンなので受け取れる特典は受け取っておきましょうね!
【特徴③】「SBIハイブリッド預金」でサービスの幅を広げられる!
特徴の3つ目は、「SBIハイブリッド預金」でサービスの幅を広げられるということです。
「SBIハイブリッド預金」とは、住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を連携させた預金口座となります。
連携させることにより自動振替や自動の残高反映などの各種サービスへ拡張させることが可能です。
また、SBIハイブリッド預金は、金利が「0.010%(税抜前)」と住信SBIネット銀行の10倍の金利がついています。
オプション的な意味合いで考えると嬉しい特典です。
SBI証券の口座開設を考えていれば、ぜひともセットで住信SBIネット銀行の口座開設を行うことをおすすめします!
住信SBIネット銀行の5つのメリットとは?
次に、住信SBIネット銀行の5つのメリットについて、解説していきます。
住信SBIネット銀行のメリットは次の5つです。
- 【メリット①】「スマートプログラム」でATM利用手数料を無料に!
- 【メリット②】「スマートプログラム」の条件がカンタン!
- 【メリット③】「SBIハイブリッド預金」で「SBI証券」を使いやすく!
- 【メリット④】アプリも充実したサービス設計に!
- 【メリット⑤】デビット付キャッシュカードがお得!
メリットを最大限に活用するためにも、まずは「どんなメリットがあるのか?」を確認していきましょう!
【メリット①】「スマートプログラム」でATM利用手数料を無料に!
メリットの1つ目は、「スマートプログラム」でATM利用手数料を無料にできる点です。
先ほど解説した「スマートプログラム」というサービスの無料特典を受けることで最大月20回の利用手数料が無料となります。
併せて、他行宛への振込手数料も月1〜20回を無料とすることが可能です。
ランクの利用条件というのも非常にカンタンなため、基本的には月5回の特典は問題なく受け取ることができます。
他のネットバンクでは、ある程度高いハードルがあったため、このメリットは他と比べても優位なメリットといえるでしょう。
下記にランクに応じた手数料の一覧を掲載しておきます。
ATM利用手数料 | 振込手数料 | |
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
【メリット②】「スマートプログラム」の条件がカンタン!
メリットの2つ目は、「スマートプログラム」の条件がカンタンという点です。
スマートプログラムは4つのランクにわかれており、それぞれの条件は次の図のとおりとなります。
この図からもわかるように、ランク2に上がる条件は「スマート認証NEO」の利用です。
この「スマート認証NEO」は、住信SBIネット銀行のアプリの利用で登録できるセキュリティとなります。
生体認証を使って、カンタンにログインができるので基本的には使うべきでしょう。
この登録だけでランク2に上がることができ、先ほどのATM利用手数料でいえば月5回の無料特典が受け取れます。
さらに、ランク4まで上げる方法もカンタンです。
次の図に記載されている条件B「ランクアップ対象のカード」のどれかのカードに入会し、
- 住信SBIネット銀行を引落口座に設定する
- デビットカードを契約
のどちらかを満たせばOKとなります。
どのカードも年会費が必要ですが、「ミライノカードGOLD(JCB)」であれば普段使っているレベルでポイントとして還元されるので気にする必要はありません。
あまりATMを使われない場合、ランク4までこだわる必要もないとは思いますので、
「とりあえず使ってみたい!」
というレベルであれば、スマート認証NEOの登録だけは行っておきましょう!
【メリット③】「SBIハイブリッド預金」で「SBI証券」を使いやすく!
メリットの3つ目は、「SBIハイブリッド預金」で「SBI証券」を使いやすくできる点です。
先ほど解説のとおり、「SBIハイブリッド預金」とは住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を連携させた預金口座となります。
たとえば、次のようなサービスが使うことが可能です。
- アグリゲーションサービス(住信SBIネット銀行からの残高確認)
- 振替上限額の設定
- 追加保証金等自動振替サービス
- 定額自動振替サービス
また、特徴でも解説しているように、金利も「0.010%(税抜前)」となります。
SBI証券は人気の証券会社となっていますので、つみたてNISAなどで資産運用を考えていれば嬉しいサービスといえるでしょう。
【メリット④】アプリも充実したサービス設計に!
メリットの4つ目は、アプリも充実したサービス設計となっている点です。
「NEO BANK」を掲げるだけあって、住信SBIネット銀行のアプリも多く用意されています。
複数のアプリを連携させることにより、用途に応じたさまざまなサービスを使うことができるのが魅力的です。
先ほど解説している「スマート認証NEO」もあって、安心・安全でアプリを使える点も強みといえるでしょう。
住信SBIネット銀行は、今後もさまざまなサービスに対応する可能性があり、このメリットは注目ですね。
【メリット⑤】デビット付キャッシュカードがお得!
メリットの5つ目は、デビット付キャッシュカードがお得という点です。
住信SBIネット銀行のデビット付キャッシュカードは「ミライノ デビット」という名称になります。
ミライノ デビットのメリットは次のとおりです。
- デビットカードの還元率が他と比べ高い
- 海外での利便性が高い
- 「スマプロポイント」が貯まる
- スマートプログラムのランクアップ
このうち「スマプロポイント」は、マイルにも交換することができます。
旅行好きにとっては、かなり使い勝手の高いデビットカードといえるでしょう。
住信SBIネット銀行の2つのデメリットとは?
次に住信SBIネット銀行の2つのデメリットについて、解説していきます。
僕が思うに、住信SBIネット銀行のデメリットは、次の2つです。
- 【デメリット①】金利がおいしくない!
- 【デメリット②】「SBIハイブリッド預金」で少しだけ手間に!
住信SBIネット銀行は、バランスのいいネットバンクのため目立ったデメリットがありませんでした。
もちろん人の捉え方次第ではあります。
ただ、僕が思う”選ぶポイント”に則れば、おすすめのネットバンクといえるでしょう。
ただ、あなたの状況に応じて考える必要があります。
あなたの”使い方”と照らして考えるようにしましょう!
【デメリット①】金利がおいしくない!
デメリットの1つ目は、金利がおいしくないということです。
確かに、住信SBIネット銀行ではSBIハイブリッド預金のサービスを使えば、金利が「0.010%(税抜前)」になります。
しかし、この金利は他のネットバンクと比べれば、なんともいえない数値です。
たとえば、楽天銀行では、条件を満たせば金利が「0.200%(税抜前)」になります。
他のネットバンクでは「条件を満たす」という前提はありますが、金利面で考えれば住信SBIネット銀行に目立った強みはありませんね。
ただ、僕の意見ではありますが、ネットバンクにおいては金利を中心に考える必要はないです。
他のメリットの方をメインで考え、あなたの”使い方”と合致していればそっちを優先的にして考えましょう。
金利についての僕の意見は、こちらの記事でまとめていますので併せてお読みくださいね。
【デメリット②】「SBIハイブリッド預金」で少しだけ手間に!
デメリットの2つ目は、「SBIハイブリッド預金」で少しだけ手間になることです。
実は、SBIハイブリッド預金では直接ATMで出金することができません。
住信SBIネット銀行の代表口座に振替を行い、出金するという流れになります。
これを手間と考えるかはもちろん人によるかもしれませんが、一応デメリットとして挙げました。
振替自体はすぐにできるものなので、あまりデメリットとしては弱いかもしれなせんね。
住信SBIネット銀行はこういう人におすすめ!
最後に、「住信SBIネット銀行はこういう人におすすめ!」について、解説していきます。
僕が思うに、次のような人がおすすめです。
- 【おすすめの人①】確実にATM利用手数料を節約したい人
- 【おすすめの人②】「SBI証券」で投資をしている・したい人
- 【おすすめの人③】デビット付キャッシュカードでマイルを貯めたい人
あなたの”使い方”があてはまれば、ぜひすぐにでも口座開設をしましょう!
それでは、1つ1つ確認していきます。
【おすすめの人①】確実にATM利用手数料を節約したい人
おすすめの人の1人目は、確実にATM利用手数料を節約したい人です。
住信SBIネット銀行では、この記事で解説したように確実に月2回以上、ATM利用手数料を無料にすることができます。
手数料も積み重ねれば相当な金額です。
これを節約していくのは、お金を抑えるうえでは必要不可欠といえます。
他のネットバンクでは、場合によっては条件が難しいです。
その点、住信SBIネット銀行では、スマート認証NEOの登録とクレジットカードの入会でランクを最大にすることができます。
このような点で考えれば、”確実に”ATM利用手数料を抑えたい人にとっては住信SBIネット銀行がおすすめといえるでしょう。
【おすすめの人②】「SBI証券」で投資をしている・したい人
おすすめの人の2人目は、「SBI証券」で投資をしている人・したい人です。
SBI証券は、人気の証券会社で僕も個人的におすすめしています。
「老後2,000万円問題」にあるように、老後の資産形成は早いうちに考えておくべきです。
SBI証券では、つみたてNISAのファンドも充実しており、またネット証券のなかでも魅力的なメリットも多くあります。
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金は、そんなSBI証券の資産運用を後押しするサービスがあり、使わない手はないでしょう。
ぜひ、あなたが投資も含めて考えているのであれば、SBI証券とセットで住信SBIネット銀行の口座開設をおすすめします。
【おすすめの人③】デビット付キャッシュカードでマイルを貯めたい人
最後におすすめの人は、デビット付キャッシュカードでマイルを貯めたい人です。
これは、メリットで解説のとおり、スマプロポイントをマイルに交換できるメリットからおすすめしています。
ポイントも貯まるし、ミライノ デビットのメリットも使えるため、とくに旅行好きの人はフル活用していきたいものです。
デビットカード本来の使いやすさもバツグンのため、ぜひ住信SBIネット銀行のミライノ デビットを使っていきましょう!
住信SBIネット銀行のメリット・デメリットをおさえ、確実にサービスを活用しよう!
この記事では、「住信SBIネット銀行」について、「どんなネットバンクなのか?」やメリット・デメリットを解説しました。
改めて、住信SBIネット銀行は、スマートプログラムをはじめとしてさまざまな”が使い方”が可能なネットバンクです。
そのため、メリット・デメリットをおさえ、あなたの”使い方”にあうように”確実に”サービスを活用していきましょう。
どのネットバンクも一長一短です。
この記事を読んでいるあなたは、何かしらの迷いがあるかもしれません。
ただ、ネットバンクを「どう使いたいか」を決めるのは、間違いなく”あなた”です。
この記事をはじめとしたネットバンクの解説記事を参考にし、あなたの”ベスト”をみつけていきましょう!
「住信SBIネット銀行」とはどんなネットバンクなの?
【特徴①】「NEO BANK」で新たな「銀行機能」を提供する!
【特徴②】ATM利用手数料が他よりも安い!
【特徴③】「SBIハイブリッド預金」でサービスの幅を広げられる!
住信SBIネット銀行の5つのメリットとは?
【メリット①】「スマートプログラム」でATM利用手数料を無料に!
【メリット②】「スマートプログラム」の条件がカンタン!
【メリット③】「SBIハイブリッド預金」で「SBI証券」を使いやすく!
【メリット④】アプリも充実したサービス設計に!
【メリット⑤】デビット付キャッシュカードがお得!
住信SBIネット銀行の2つのデメリットとは?
【デメリット①】金利がおいしくない!
【デメリット②】「SBIハイブリッド預金」で少しだけ手間に!
住信SBIネット銀行はこういう人におすすめ!
【おすすめの人①】確実にATM利用手数料を節約したい人
【おすすめの人②】「SBI証券」で投資をしている・したい人
【おすすめの人③】デビット付キャッシュカードでマイルを貯めたい人
住信SBIネット銀行のメリット・デメリットをおさえ、確実にサービスを活用しよう!
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